Hugo

DDNSとDoCoMoメール

2006年09月06日 16:29:52

久しぶりのまじめな記事!そんなことあたりまえなんて方もいらっしゃるでしょうが、とりあえず書きます。


ある日突然DoCoMoあてメールがこんな感じで配送されない。

これって違和感ないね。 ※

Sep 6 22:20:56 gentooez8 sm-mta[14219]: k862sqx7013087: to=<ほげほげ@docomo.ne.jp>, ctladdr=<おれ@momoso-net.com> (1000/100), delay=02:26:03, xdelay=00:12:37, mailer=esmtp, pri=570752, relay=mfsmax.docomo.ne.jp. [203.138.180.240], dsn=4.0.0, stat=Deferred: Connection timed out with mfsmax.docomo.ne.jp.

DoCoMo側が接続してきたメールサーバのIPを逆引してドメインと一致しないと黙るみたいなのです。そうなのです!DDNSなのでIPから逆引きされると契約プロバイダが引かれドメイン名と一致しないのです。そこでこんなことをします。

gentooez8 ~ # vi /etc/mail/mailertable

docomo.ne.jp smtp:[smtp.契約プロバイダ.com] <-契約しているプロバイダのsmtpサーバをしてい。
例:
docomo.ne.jp smtp:[smtp.????.com]
.docomo.ne.jp smtp:[smtp.????.com]
ezweb.ne.jp smtp:[smtp.????.com]
.ezweb.ne.jp smtp:[smtp.????.com]
vodafone.ne.jp smtp:[smtp.????.com]
.vodafone.ne.jp smtp:[smtp.????.com]


gentooez8 ~ # cd /etc/mail
gentooez8 ~ # make mailertable.db <- hash して完成

これはDoCoMo宛メールを直接mfsmax.docomo.ne.jpに配送するのではなく、契約しているプロバイダを経由して配送する設定をするのです。それによりDoCoMo側が接続してきたサーバのIPを逆引きしてもおかしくないのでしっかりメールを配達してくれるのです。

そこでもう一度メールを送ってみる。
Sep 6 22:57:22 gentooez8 sm-mta[15270]: k865sCgu015267: to=<ほいほい@ほうほい.com>, ctladdr=<おれ@momoso-net.com> (1000/100), delay=00:03:09, xdelay=00:03:09, mailer=esmtp, pri=120716, relay=smtp.ほうほう.com. [XXX.XXX.XXX.XXX], dsn=2.0.0, stat=Sent (Ok: queued as BC46DF400C) DoCoMo宛でないので直接配送されている。
Sep 6 22:58:55 gentooez8 sm-mta[15332]: k865wrIG015328: to=<ほげほげ@docomo.ne.jp>, ctladdr=<おれ@momoso-net.com> (1000/100), delay=00:00:01, xdelay=00:00:01, mailer=smtp, pri=120752, relay=smtp.契約プロバイダ.com. [XXX.XXX.XXX.XXX], dsn=2.0.0, stat=Sent (k865wsHH021219 Message accepted for delivery) DoCoMo宛なので契約プロバイダのSMTPサーバ経由で配送されている。

感じたこと!
なんと全てのメールを契約プロバイダのSMTPサーバ経由で配送したほうがメールの到達スピードが速い・・・・!まそんなに急がなくてもいいじゃん!

※息子のが足の指を組んでるところ。器用です!!

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